ファッションを仕事にする人、どんな人?vol.4丨リクルート出身パラレルキャリア女子AIKOさん

ファッション業界に務める人にどんなイメージを持っていますか?
「一般人とは違った世界」「オシャレで近づきがたい」そう思っている人も少なくないはず。
「服が好き」という気持ちを仕事にしてしまうくらい行動力がある彼女たちは、小さい頃からセンスが良かったのでしょうか。
ファッションのどんなところに憧れて、どんな夢を持っているのか、聞いてみよう!という企画。
第4回は大手企業でバリバリ働き、独立してパラレルワーカーとなって「好き」を仕事にしているAIKOさんに聞きました。

 

大手もベンチャーも経験。表現することが大好き

ー自己紹介をお願いします!

福井県出身、85年生まれの33歳です。新卒で入った会社はリクルート、人材業界の営業職からのデビューで、後に外資金融の会社に転職して富裕層向け営業をやってました。
その後、ITベンチャーでのプロモーション職に落ちついたものの、27歳で会社を辞めフリーランスに転身。

元々、地元の高校を辞めてイギリスのカレッジに留学していたので、独立してからは英語関係の仕事やプロモーション関係など様々。ご縁と興味のある仕事で流れるように生きています(笑)
最近少しずつ浸透してきた働き方ですが、典型的なパラレルワーカーです!

表現の世界も大好きで、仕事の傍ら歌手活動やお芝居にも携わってます。また、海外に一人でふらっとヨガ修行に出てみたり、タイの水掛け祭りに参戦してみたり(笑)体験欲は人一倍です。

いくつか紹介していただいたページがあるので、よかったら見てみてください。

「みんな、素敵でおもしろい」Lunch#42

Hikapega Travel Photo Blog【世界の美女#1・日本】

福井から表参道に旅行に出かける、おませな中学生

ーファッションと出会ったのはいつですか?

ファッションと出会ったのは中学生の時。

当時仲良かった友達がとてもファッション通な子で、影響を受けました!
当時の愛読雑誌はmini。x-girlとかカジュアルなストリート系から入りました。
よくその友達と福井の田舎から夜行バスに乗って表参道に買い物旅行に出かけたり、田舎の中学生にしてはなかなかませていたかもしれません(笑)

ファッションに興味を持つ前から、元々クリエイティブなことが好きで、小学生の頃から部屋の模様替えにハマり、自分の部屋の机やベッドをペンキで真っ赤に変えてみたり、ビーズでアクセサリーを作ったりテディベア作ったり絵を描いたりしていたので、ファッションも同様の感覚ですっと入りました。何にせよ自分のイメージを形にしていくことがとても楽しいんです。

ファッションも、こんな服合わせてみたいなって妄想して、その妄想上のアイテムに似た物を探して買い物するのが私流です!笑
またイギリス留学時代には、デザインテクノロジーという科目も履修して、卒業制作でオリジナルウェディングドレスを自分でデザインしてパターンから起こし、ファッションショーにも出たりしました!ウェディングドレスの歴史を勉強して、ドレスのスタイルや生地を研究したりして、楽しかったです。

自分の心に正直に、欲張りに生きること

ーあなたの夢はなんですか?

日本とハワイを行き来する生活をすること!
何歳になっても自分の心に正直に欲張って生きること!

究極の理想(妄想)は、世界中を周りながら「素敵!」って思う物を買い集めて、自分が世界でときめいた物コレクションみたいなお店をハワイでやりたいです。それも趣味の延長として。
大好きな海外旅行と買い物が仕事になったら最高だなぁと(笑)

そして、ハワイ島にアトリエを持って、音楽作ったりヨガやったりクリエイティブな時間も存分に満喫したいです。ゆるーく、ふわ~っと、peaceでhappyに生き続けたいですね(笑)

そして老後は、ハワイ島で孤児院をやる!
孤児院経営は中学生の頃からの夢の1つなんですが、昔から子供が好きなので、自分の好きなことで世の中のお役に立てたらそんな幸せなことってないなぁと思ってます。今も既にわりとそうなのですが(笑)、度を過ぎた趣味がたくさん!!って生き方ができたらなぁと。

こうやって究極に贅沢な理想を日々描いております。実現方法は未知数(笑)
でも必要なことは必ず起こるものなので、流れに素直に乗っかって生きていこうって思ってます。

20カ国以上を訪問。そしてハワイの虜に

ーその夢を持つようになったきっかけは?

今まで20カ国くらい旅してきて、元々はハワイなんてミーハーなところあまり行きたくないと食わず嫌いしていたのですが、、、仕事関係の旅行で行くことがあって、行ってみてすっかり!ハマってしまいました(笑)

フリーランスに転身してから、かれこれ5~6回は行ってます。もちろんハワイの雑貨や服のテイストなんかも好きなんですが、「ALOHA」って言葉が何より好きで、ものすごく深い意味があるんです!
一文字ずつに、「思いやり」とか「素直な心」とか「協調」とか、、、
ハワイのすごくpeaceでhappyな雰囲気はここから来てるんだなぁって納得したら、大好きになりました!

パワースポットって言われる理由が行くと分かるなぁと。パワーのある土地で育った食べ物にはパワーがあるので、なんか普通に生活してても元気になれるところ!そんな気がします。

また、私自身alohaな女性で在りたいなぁと。そんなaloha spiritsに日本の「和」の心をミックスして、aloha girlならぬ「和ろはがーる」って志持って生きてます(笑)

お店や孤児院に関しては、何かきっかけがあるというか得意の妄想です!

幼い頃から妄想族で、将来住みたい家とかもありありと描くのが癖なんです。何においてもイメージすることが得意なので、もちろん将来像もイメージと妄想(笑)

たくさんのアルバイトを通してわかったファッションへの愛

ーあなたにとってファッションはどんな存在ですか?

例えて言うと、、、大学生の時にバイトを4~5個くらい掛け持ちしていたんです。生粋のパラレルワーカーですね(笑)その中で時給のいい営業系のバイトから、時給の低いカフェ系のバイトまで様々だったんですが、日々色んな職場に行く中で、一番幸せな時間だったのがおしゃれなカフェで働いてる時でした。

時給自体は低かったけど、センスのいい空間で、センスのいい料理を提供して、おしゃれな音楽が流れてて、、、居心地がよくて幸せな気分になる。
私にとってファッションもそれに似ていて、人の心を踊らせるもの。

また、1つ素敵な服を買うと、想像力がそれと共に掻き立てられる。こんな靴が合うかなーとか、こんなアクセサリーを合わせたい!とか。そういうクリエイティビティがイメージの中でどんどん沸き立ってくる瞬間がまた、たまらなくワクワクして幸せなのです。

残念ながら、私はブランドや洋服知識にすごく詳しいマニア気質ではありませんが、私にとってファッションとは私をワクワクさせたり、その服のイメージで着ている時の性格までも若干変えてしまうようなパワーのあるもの。幸せに生きていく上で、「自分を好きになる」ってとても大事なことだと思います。ファッションは人に自分を好きになるきっかけやサイクルを作ってくれるものだと思います。とてもパワフルなのです!

ーありがとうございました!
「自分を好きでいる」簡単なようで意外と難しいこと。できない自分や、失敗を責めてしまうこともありますよね。AIKOさんのように、自分は何が好きななのか。どんなときにワクワクするのかを理解して、追い求めている人ってすごく魅力的です。自分は何が好きなんだっけ・・・いま一度思い出して、ワクワクする時間を増やしてみませんか?
次回もお楽しみに。
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